侍従 焦るもアレクセイ意に介さず
まずお客さんにそれが本当に必要なのかどうなのか、システムを発注せずとも市販のソフト等で日々の運用が賄える方法はないのかどうか等々、できるだけ金がかからないように運用できる方法を提示する。
なぜならば、1本仕上げるのに〇十万円くらいかかるからである。
(それでもその辺のソフトウェア会社から見ればかなり格安なんだよぉ)
それでもどうしてもってことになるとシステム化する運用業務の規模をヒアリングして見積額を提示する。
(このヒアリングが一番時間がかかる。なぜならばお客の運用業務を頭に入れなければどう作っていいかわからないから)
見積額が合えばそこで初めて受注となるのである。
(まぁ、規模的に侍従の手に負えないなぁと思ったものは前の古巣(以前勤めてた会社ね)にまわすのだが)
ソフトウェアを作成するにあたり、その行程期間を100%とするとそのほぼ60%は、運用業務の確認と仕様のやりとり、機能漏れの確認等々、常に客先とお話するのがメインとなる。
プログラムは組めても人見知りして人と話すことが性格的にできない奴はシステム設計ができないと言う理由はここにある。
(でも、システムエンジニアなんて言う職業ほどインチキくさくて怪しい職業は無いのだが...)
撫子 :みなさん、こんにちは。
撫子です。

撫子 :侍従さんったら今日お客さん先から帰って来てから焦っているようです。

アレク:にょう、爺。
どうしたにょじゃ?血相変えて。

侍従 :そこをおどきください殿下!!
お客さんも気づいていなかった機能をひとつ急ぎでパッケージシステムに追加
せねばなりません!!
アレク:にゃんじゃ爺。
らしくにゃいにょう。しくじったにょか?

侍従 :(カチン!!)
殿下...口のきき方にはお気をつけくださいまし。
いくら殿下と言えども私の仕事にケチをつけると残りの人生をシベリアで送る
ことになりますよ。
アレク:ふわぁ~。
にゃにを言っているにょかよくわからにゅにょう。

アレク:わし、眠たくなってきたにょじゃ....。

ってか、ほかで寝てくれよ!!
全く進捗阻害要因である。
(嗚呼、仕事が溜まってるぅ....ほとんど年間保守費内のお仕事が...)

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