ニコライ 決して判断を誤らず
(欧米の奴らはこの地のことを極東と呼んでいるが)
その中でも最も危険視されているのが北緯38度線よりも北にある半島国家である。
彼の国についてはことあることに恫喝を行い、国内体制を維持するために敵対視する国々に対し挑発行為を行っている。
が、このような言動や挑発をしているうちはまだまだ安全なのである。
問題はそれが急に沈黙し、だんまりとなった時こそが一番危険な状態なのだ。
アレク:にょう、兄上。
最近南のば〇ぁ達からなにも音沙汰がにゃくて不安じゃにょう。

(下ニコライ、上アレクセイ)
アレク:しゃては、冬季大攻勢の準備を着々と進めているかもしれにゅにょう。

アレク:兄上!!こうしてはおれにゅ!!
攻撃を受ける前に先制して一発かましてみてはどうかにょう。

アレク:兄上!!
わしの言うことを聞いておるにょか?兄上!!

ニコ :誰が好き好んでこんな風雪吹き荒む地に攻めてくる者がおると言うのじゃ。

アレク:では、あにょ過酷にゃ雪中行軍訓練は一体にゃんだったにょじゃ!!

ニコ :とにかくこの地を統治する責任ある者としてその案は認める訳にはいかぬ。
よいな、皇太子。

アレク:うにゅう、兄上...。
折角奴らが凍えている時がチャンスだと言うに...。

局員 :....。

嗚呼、とかくこの世は難しい...。

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