アレクセイ 未だに南の地に恋焦がれ

(くりひなママ様、今年もカレンダーありがとー!!^-^)
さてと、本題に戻る。
民族と言うものは、その地に住む地勢によりその運命が決定づけられる。
凍てつく地に住みし民族は、南国の暖かい太陽を追い求め、内陸に住みし民族は、一路海を目指し、砂漠に住みし民族は、緑豊かな地に恋焦がれる。
だが、その過酷な地の運命から逃れたい一心で民族が移動を開始するとその先にはその地に住む先住民との争いが避けられないのは歴史が証明するとおりである。
(中東パレスチナ然り、米国開拓然り、ロシアの南下政策然り、もっと古ければ旧約聖書のヨシュア記然り)
人類の歴史は、そうした者達が互いに相争い現在に至っているのである。

(今日も雪)
アレク:こにょ季節、凍てつくニコライブルクの地...。

アレク:この季節を避けるため暖かい南の地をにゃんとしても確保せねばにゃらにゅ。

アレク:わしには、こんなちっぽけなニコライブルクだけでは満足できにゅにょじゃ。

アレク:しょのためには...。

撫子 :まず、雪中行軍をしなければ南の地への進撃は無理ですよ、皇太子殿下。

アレク:あ、いや、もう雪中での行軍は...。

アレク:おぉ、そうじゃ!!しゃ、しゃしゅれば、暖かい夏に進軍しゅれば...。

撫子 :これまた夏は夏で、南の地に行った暁には我々は暑さで溶けてしまいますよ、
皇太子殿下。

アレク:う、うにゅう...。

ニコ :こういう寒い時期は、朕の宮殿でぬくぬくが一番じゃて。

ジョゼ:よくも皇太子殿下を諌めてくれたなのよ、偉いなのよ移民。

撫子 :ありがとうございます、おっしょさん!!てへっ

フレイ:ぢぢゅう、めし!!

あぁ、はいはい、ただいま。
今日もニコライブルクは平和である。

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