銀ブラ兄弟 核実験を再開す
これが後世に言われる核による平和、「冷戦」である。
その抑止力を維持・管理するため両国は、数多くの核実験を頻発に行うことになったのである。
米国は、国内世論をかわすためにネバダの核実験場から大東亜戦争で大日本帝国より獲得した広大な南太平洋の島々で。
ソ連は政治制度上、民意を一切意に介することなくその昔、遊牧民が平和に暮らしていたカザフスタンのセミパラチンスクの草原の地で。
多分に漏れずそんなニコライ宮殿でも...。
ニコ :侍従!!
本日未明、帝国内にて核技術維持の管理と安全保障のために核実験を行う!!

侍従 :か、核実験でございますか?
アレク:兄上の帝国に住みし臣民に安全を保証しゅるため、外敵からの核攻撃を防ぎ、
核抑止力の維持をしゅるためにもこの実験は必要にゃにょじゃ!!

侍従 :あ、いや、お待ちください。
そ、その実験はよもや、宮殿内で行うことでは...。
ニコ :よいな!!
しかと申し渡したぞ!!

而して本日の未明...。
じょぉ~、どどぉ~ん。(ニコライ投下:台所ワゴン下)

(あまりにも非人道的な実験結果なのでモザイクをかけております)
シャー、どっどぉ~ん。(アレクセイ投下:玄関は入口横)

(同上)
アレクセイのみならずニコライまで粗相をするとは...。
因みに膀胱炎ではなく、春が近付いているからなのかは定かではない。
仕方がなく核の跡を拭き取り、次亜塩素酸水(因みに宮廷御用達は、これ★を使用)を散布し、スチームモップで除染作業を行う侍従なのである。
とほほ...(涙)。
アレク:わしらだって、別にやりたくてやっている訳ではにゃいにょじゃ。

アレク:にょう、兄上。

ニコ :それもこれも帝国ならびに直轄領に住みし臣民の安全のためじゃ。
許せ、侍従。

侍従 :御意。
って、その御意には従えん!!
それって全然、抑止力につながってないし...(怒)。

にほんブログ村