侍従 先週末にいろんな友と再開する(旧友編)
(いや、読み飛ばしてもらっても全く構わない)
撫子 :撫子です。
今回オチは、無しです。

侍従の齢になると友人やら身内の同世代の奴らも病に倒れることが多くなる。
先週末も帝都に向かった侍従。
侍従の人生の中で重きを置いている人物に再会するためである。
その人物は、中学から現在に至るまで侍従に親しくしてくれる親友である。
彼は重病になった。
それもいつ何が起きてもおかしくない命に関わる大変な重病である。
でも、病室を訪ねるまでは気が気ではなかった。
宮殿から車で高速道路を飛ばし、飛行機に乗って到着した羽田空港から電車を乗り継ぎ90分。
彼がいる個室の病室の扉を開ける。
お?!
なによ、意外と元気そうじゃん。
だが、症状を聞くと深刻である。
再会できたことを喜ぶ友。
一杯一杯話したいことがお互いあった。
話したさ。
でも、流石に起きあがって座っているのは辛いとのことで横になって話を続ける友。
(あんなに心身共に強い奴だったのに相当病状は重いのか)
それでも、次から次と話しをする友。
病気に負けない強い意志を持つ友。
2時間くらい話しただろうか。
看護師が病室に入り、これから診察だと言う。
名残惜しみながらもまた会おうと再会を約束してご内儀様と診察室に入っていく友。
横浜の宿に行く途中、自分があまりにも無力なのと情けなさと不甲斐なさで涙がこぼれそうになる。
それでも彼がいる個室の病室はネットがつながるおかげで彼のタブレット端末に入っているskypeでいつでも顔を見ながらまた話すことができる。
(調子のいい時また話そうな!!)
侍従を含め友人連中のことはさることながらご家族(娘さんなんかまだ3歳にも満たない)とご両親(昔から世話んなった)のために歯を食いしばって病魔と闘え友よ。
奇跡は必ず起る。
そう信じてる。

にほんブログ村