ニコライブルクの物語
侍従 擦りきれボロ雑巾
この時期、ゆっくり休養を取る者やご家族や親しい友人同士、果ては恋人達がヴァカンスなど非日常を思いっきり楽しむことであろう。
そんな侍従がこのゴールデンウィークにただひたすら望むものは何か。
それは、
雨(あめ)!!
雨降れぇ!!
雨よ、カモーン!!
雨さえ降れば、お家でゆっくり...。
そんな侍従の望みを嘲笑うかのようにぽかぽか陽気のハウプトニコライブルク。
今日も農奴から期限解放されてヘロヘロになってニコライ宮殿に戻ってくると...。
ニコ :なぁんじゃ侍従。
ボロ雑巾どころかボロきれ状態になっておるのう。

侍従 :(うぅ...ひ、ひどい言われようだ...)
アレク:あにょにゃあ!!爺、わしにょう!!

侍従 :すみません、殿下。
疲れているのでまた今度ね。
フレイ:ぢぢゅう、メシ!!

侍従 :申し訳ありません女神様。
今日は、給仕係に出してもらってください。
撫子 :侍従さん、侍従さん!!
おっしょさんが...。

侍従 :(ギクっ!!)
ジョゼ:あぁにやってるなのよ!!
ニコライ屋の仕事、溜まってるなのよ!!

ジョゼ:心臓が動いている限りさっさと片つけるなのよ!!

侍従 :(うぅ...。鬼!!)
くしょう!!
早く、冬になれ―!!(怒)

にほんブログ村
まだまだ農奴は解放されず。
↓