撫子 侍従に農業指南す
なぜならば、農作物を大量生産することができれば、狩猟民族のように各々が獲物を獲る作業から解放され、国家がその国民に対し、食を保障することができるからである。
また、農業を従事する専門職が確立できれば、その作業から解放された者は、他の産業に従事する者、国家防衛に携わる者、国家を運営する者等々、あらゆる業種が多様化することで人口も増加し、国家が繁栄し強大化するからである。
古代の時代から遡っても、これにより農業生産が確立した国家は、未だ狩猟を生業とする周辺の民族をことごとく支配していったのである。
(ただ、遊牧民族のモンゴル人がユーラシアを支配した例外はあるが)
そんな、ピーカンに晴れたハウプト・ニコライブルク。

撫子 :侍従さん、侍従さん!!

侍従 :どうしました?移民の方。
撫子 :作物を植え付けるため、皇帝陛下の庭園を耕してください!!

侍従 :うへ!!
撫子 :その後は、枝豆の種を取り出してくださいね。

撫子 :いいですね、これはおっしょさんからの言いつけでもありますからね!!

くっそぉ、ジョゼフィンの威を借りる撫子め...。

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と、言う訳で...。
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