侍従 黙っていられずブログを更新す
民主主義国家における国会や地方議会と言うものは、本来、一定のルールに基づき自由に発言し、議論を重ね、国家ならびにその自治体がよい方向に向かうために意見の違う者同士が政策を調整し、歩み寄る場である。
今回は、何やら東京都議会で、自民党会派の議員数名がセクシャルハラスメント的なヤジを飛ばし、女性蔑視と取られる情けない事態となり果てたようである。
ヤジを飛ばしたとされる鈴木章浩議員がその対象となった塩村文夏議員に対して非を詫びるという、これまたお粗末な醜態は、民衆の目に焼きついたことだろう。
が、その他にも陰に隠れてヤジを飛ばした逃げ切りを図ろうとしている都議会議員連中も戦々恐々としているに違いない。
だが、このような不祥事を出した議員は、被害を被った議員に詫びると同時にもっと重要な者に謝罪をしなければならない。
その者とは誰か。
議会選で信じて一票を投じた有権者達にである。
本来であれば、有権者達は不祥事を起こした議員に対し、怒りと叱責を向ける必要があるのと同時に、一票を投じた責任を重く感じなければならいのである。
なぜならばそのような議員を信じて一票を投じた責任は、他でもない、その有権者達に帰するからである。
選挙で投票すると言うことは、投票会場に行き、ただ紙に立候補者の名を書いて投票箱に入れると言うことではない。
自分が投票した立候補者が行う、行動、発言を常にチェックし、有権者の意思を無にするような行為があれば弾劾するくらいのことをして初めて選挙と言う行為が成就するのである。
支持を集めた有権者達の意思を代弁する代表と言う立場なのにも関わらずその辺を認識していない議員が多すぎるのがこの国ならびに地方議会の不幸の始まりなのである。
当選すれば特権階級と思いこむ勘違いがもたらしたのが今回の一件は、まさにその好例なのである。
今回の都議会でのこの一件は何も東京都議会ばかりではない。
地方議会でもこのようなことは必ず多かれ少なかれあるのだ。
ニコ :侍従め。
また、相変わらず意味不明な事を抜かしておるわ。

アレク:これが始まると爺は、長いからにょう...。

ニコ :捨て置け。

アレク:兄上...。

いいじゃないかよう。
(プンスカ!!)

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