侍従 健忘し撫子呆れる
それが地球にぶつかって結果として目に見えるのが極地方でよく見られるオーロラという現象である。
この太陽フレアは、実のところ太陽系全体を太陽系外よりもたらされる有害なエネルギーからバリアーとなって我々の存在する太陽系を守っているのだと言う。
最近この太陽フレアの威力が弱まっているらしい。
結果的にどうなるかと言うと、太陽系外からもたらされる放射能のような有害エネルギーが地球に降り注ぐ量が多くなるとのことである。
だが、その太陽から放出されるフレアがバリアーとして機能したとしても免れない現実がある。
我々が住む太陽系から約8千光年先の、いて座にある恒星、WR104(通称ウォルフ・ライエ星)が今にも寿命を迎えようとしている。
8千光年と言えば気の遠くなる話ではあるが、宇宙規模で言えば内地の住宅地の隣の家くらいの距離である。
その恒星が死ぬ時、ガンマ線バーストと言う爆発による、それはそれは恐ろしく物凄いエネルギーが太陽系に向かって襲ってくるらしい。
地球も厚い大気と地場によって守られているとはいえ、その放射線量は原発が爆発してどうしましょうどころの規模ではないのである。
そうなると地球全体が放射能に襲われるらしい。
過去この地球上に数回に渡って発生した生物大絶滅の原因がこれだとすると説明もつくと言われている。
ただ、ガンマ線バーストは、極方向に向くらしいので地球に対するWR104の回転軸は16度ずれているため特に大きく問題はなかろうと言うのが今のところの科学者達の見解ではある。
撫子 :で、侍従さん。
前置きはそれくらいにして一体今日はどんなネタを話そうと思ってたんですか?

あれ?
俺、今日は何を書こうとしてたんだっけな。
忘れちゃったよ。
撫子 :(嫌だなぁ、齢を取るのって...)

ごぉ~めぇ~ん~!!

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