ジョゼフィン ７歳の誕生日を迎える

まだ右も左もわからない幼少の時分、ニコライ皇帝陛下のお世話係としてニコライ宮廷に登第したのが何を隠そう、このメアリー・ジョゼフィン・カフリンである。
そんなジョゼフィン、今ではお世話係どころか平民の身でありながら帝国の安全保障、国務運営、外交、治安維持および国家予算管理まで担い、己の身ひとつで立身出世を果たし、ニコライブルガー・ドリームを実現したジョゼフィン。
そんな本日８月２７日は、ジョゼフィンの７歳の誕生日である。

ジョゼ：ハァ～イ、みにゃさんこんにちは。
　　　　あたしジョゼフィンなのよ。


ジョゼ：今日は、私の７歳の誕生日なのよ。


ジョゼ：生まれてこの方、この宮廷に登第した７年間、いろんなことがあったなのよ。


ジョゼ：これからもお兄にゃんの帝国運営は、あたしが仕切ってゆくなのよ。


ジョゼ：みんにゃ、盛大に祝ってくれるとうれしいなのよ。


侍従　：で？
　　　　お嬢様、この御祝いでプレゼント企画などは如何なさるおつもりですか？

ジョゼ：あぁ～ん？！
　　　　あぁに言ってるなのよ。


ジョゼ：あたしが欲しいくらいなのよっ！！


嗚呼、ジョゼフィン、流石は、ジョゼフィン。
抜け目なし。


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