ニコライブルクの物語
侍従 久方ぶりに泣きついてみる
(とは言っても、雪はちらついている)
昨日の後始末で父である大侍従の所へ除雪に行くと車の入り口が除雪車のよけた雪で高さ六尺の壁になっている。
しかも凍った路面を根こそぎ掻き出しているもんだから氷の塊の壁となってるし...。
ここまで来ると大侍従の所の8馬力の除雪機では歯が立たない。
現に、ロータリー部分が破損しちまったよ。
通常は堅い氷がローターに当たるとローターを固定しているボルトが折れてローターの破損を防ぐのだが、このボルト。
余計に頑張ってくれたおかげでエライ目に遭ってしまった...。

(部品は静岡県のYAMAHA工場から来るため暫く修理ができないし...)
ここをよかさなければディケアの車が入れない。
なんとか剣先スコップ片手に氷を割りながら人が通れる通路を1時間かけて貫通させたが、とてもじゃないが人力のみでは途方にくれる。
従兄弟達に頼もうかとも思ったが、彼らも苗床準備で大変だから頼むわけにもいかず...。
仕方がない...。
これだけはやるまいと思ったが、流石のこの侍従も車で1分の距離にある今は亡き祖母の家のこれまた今は亡き母の兄(既に百姓を引退し、悠々自適生活者)に泣きついてしまったよ。
侍従 :おいちゃん!!どーにもならん!!なんとかしてくれ!!
伯父 :任せろ!!
流石は、一族の長。
頼もしい存在ではある。



大型トラクターに連結したロータリー排雪機は偉大である。
除雪機が壊れて人が通る通路をスコップ片手によかしたしたあの苦労がものの数分で一気に解決...。
除雪でこんなに痺れたのは数十年ぶりである。
疲労困憊して宮殿に帰ってくると...。

嗚呼、飼いネコになりたい...。
ポチっとされたし

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冬がお好きな侍従長様が雪と氷に悩まされるとは。
それにしてももう3月、なのにそんなに積雪があるのですね。
フレイヤ女神様はのびのびしているように見えて、オーディン神と更新中なのでは。
でも飼い猫。生まれ変わるなら飼い猫ですよね!
ご家族ご親戚のためのライフライン維持、頼もしく感じ入りました。
都市型の生活者にはこのような環境(災害時を含め)での生き残りが自信ありませんが、本来人間は地域社会とのつながりで強い良きものであったはずなんですよね。
今回の暴風雪での犠牲者の方々のご冥福を祈ります。
「そろそろ春ねぇ〜」なんて暢気にしていて申し訳ないような。
でも困った時は助け合い。
案外おじさまも喜んでおられるんじゃ?
雪解けまでお大事にされたし。
暴風雪、すごいらしいですね、
亡くなられた方もいらっしゃるとか。。。
ご親戚の方がそばにいらっしゃって心強いですよね。
困ったときはお互い様、
除雪出来て何よりでした。
もうしばらくの間、どうぞお気を付けくださいね。
お疲れ様でした。いやーホントに。そんな中、内地のハマの私はカラオケで歌いまくり…
私がいた頃の吹雪。そういえば一寸先も見えないってこういうコトか!と全身雪まみれで腰まで積もる雪をわっせわっせ!と歩いたことを、いま、思い出しましたよ。侍従長さんなんかは一面玉ねぎ畑だから、遭難状態でしたよね… あー思い出した!
たのもしい助っ人です。 (猫に見せてやりたい…)
でも、YAMAHAの除雪機… 部品代がけっこう高そうです…
<ののちゃんより>
これで、シュリー様、エルル様、グレン様のお姿を拝める...^-^。
いや、今回は流石に痺れました。
でも楽しかったぁ^▽^。
うっしゃん様
おぉ、うっしゃん様!!
お見舞いありがとうございます。
峠は越しました。
多分あと一回、このような暴風雪があります。
多分^▽^。
ANKO様
いや、本人はこの状況を結構楽しんでいますから存分に春を待ちわびてください。
(笑)
実は、自分のためにも頼らないで頑張っているのでございます。
頼り癖がついてしまうと自分がダメになるタイプなので^^。
でも叔父は意気揚々と張り切ってたなぁ^▽^。
くりひなママ様
いや、叔父ももういい歳なので...^^;。
(やっぱり大特免許を取っておけばよかった...)
一族がこの地域に固まって百姓をしているのでこういう時は便利です。
やっぱりね、大した用事でなければ猛吹雪の日はちょろちょろ出歩かないに限るのですよ。
(命が惜しかったら...)
ましゃ治様
写真も遠慮がちに撮ったのですよ。
流石にやってもらってどうどうと動画は...^▽^。
嫌でも何にしても助かりました^-^。
koyosuke様
あの頃は本当に何にも建物がなかったからねぇ。
結構、あの時は車埋まってたよね。
でも、みんな結構厚着で防寒着だったからなんとかなったけど今の人って格好を気にしてあんまり厚着しないからなぁ。
あ!!
体育の時間に吹雪の日に腰まで雪に浸かってサッカーやってたの思いだした(笑)。