ニコライブルクの物語
ニコライブルク 生き字引がまた一人この世を去る
何を隠そうこのブログによく出てくるあの百姓の従妹兄弟の祖母である。
彼女は、大正2年生まれの丑年である。
百歳をこえての大往生なのである。
多分に漏れず彼女も痴呆になることも無く矍鑠として人生を全うした侍従の周りにいる多くの年寄り達の一人なのだが(やっぱり若いころから百姓をしている奴は頑丈にできているものだ)侍従が頼りにする歴代のニコライブルクの歴史を知る重要なシンクタンクがまた一人この世を去ってしまった。
侍従がその辺の住宅地に住む余所の地から来た爺ぃ婆ぁどもが知っているニコライブルクよりも更に古くからのニコライブルクを知っているのはこのような爺婆達の功績によるところ大なのである。
ニコ :そうか。
あの者もついにお迎えが来おったか。

侍従 :昨年は元気でしたが百年も生きていればあちこち機能しなくなりますからな。
アレク:90歳まで激チャリでかっ飛ばしてた婆がにょう。

侍従 :ほんと、あんなちっこい身体で物っ凄いすごいパワーを持っていた方でした。
ジョゼ:これでまた生きた歴史の証言がまたひとつ聞けなくなったなのよ。

侍従 :そうですなぁ。
(嗚呼、もっと聞いておかなきゃならないことが沢山あったのにぃ...)
撫子 :百歳ですかぁ、また寂しくなりますね、侍従さん。

侍従 :全くです。
しかし、百歳なぁ...。
侍従が仮に百歳まで生きるとしてこの先あと50年ちょっとも生きなければならないのか...。
(あと50年ちょっと...うんざりである  ̄▽ ̄;)
フレイ:そのようなことを言ってる奴にはバチを当ててくれるのぢゃ!!

いやいや、女神様。
人間生きていること自体がバチに当たってるようなもんですよ。
さってと、明日、明後日と通夜と告別式には行ってくっか。
合掌。
(予備軍として90歳以上の爺さん婆さん達が一族の中でまだまだ矍鑠と存命なのは侍従が最も脅威とするところではある→ほんと奴らマジで死ぬこと忘れてるし(笑))
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大往生という言葉、本人以外真偽のほどは不明。
あまり使うなと言われておりますが。
ですが、実にご立派なものでございます。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
= 合掌 =
100年前のニコライブルク、いったいどんな景色が広がっていたのでしょうね。
多くの先人たちの苦労や努力があってこその今の日本の姿ですが、
生きた歴史として自分の言葉で語ってくださる方の存在は本当に貴重だと思います。
お亡くなりになったこと、誠に残念です。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
そして予備軍の爺様婆様たち。
元気で長生きのお年寄りって、尊敬いたします。
皆様がご健在のうちに、いろいろと貴重なお話を伺っておくのが
侍従殿の使命でございましょうか。
私も先祖たちのことをいろいろ知りたいのですが、
昔のことを知っている伯父伯母たちは、
大方は棺桶に足を半分突っ込んでいらっしゃるような方とか、
自分のことさえよくわからなくなっているような方々ばかりなので、
なかなか難しいです。(^^;)
長さじゃない、生き方の問題だっ!と、若い頃はお年寄りの説教を嫌ったわたしですが、
長く生きられた方はやはりその中に様々なものを蓄えていらっしゃるのだな~と、最近はよく思います。
ご冥福をお祈り致します。
血筋、遺伝がありますからね~侍従長さんも100歳まで行きますよ、きっと^m^
素晴らしいことです。
侍従長さんにも脈々と受け継がれているであろうDNA、
あと50年頑張ってください(大真面目)
心よりご冥福をお祈りいたします。
でも、90歳で激チャリの叔母様なら、
「そんな小娘(多分、私の歳でも、小娘扱いであろうw)に祈られたくないやいっ」って、言われそうだがww
ま、家系、血筋から考えても、
侍従長さんは、長生きしそうだから、
せいぜい、憎まれ口をききつつ、「イマドキの若いモンは!」って、煙たいけど、カッケー爺になってくださいませ♪
国鉄に入って辞めるまで同じ駅に居たからのう。
稀な存在じゃったわ。
そんな自分も仕事先に於いて「ヤツに聞けば以前の事も直ぐ解かる。」と言われておるわ。データバンクみたいな存在じゃ。
叔母さまのご冥福をお祈りいたしますなのよ。
歳とっても元気で居るためには、体を動かすことじゃろ。
特に歩かんとなぁ。
机にばっか齧り付いてたらガタが来るの早いゾ~!ひゃひゃひゃひゃぁ~!
いや、本人がこのままいつ逝っても悔いなしと言ってたのでたぶん間違いなく大往生でしょう^^。この婆さん、本当に気丈な人でございました。
ってか、私の知っている年寄りはなぜか皆気丈な人が多いです。
過酷な人生を渡ってきた方が多いので^^;。
まろん様
聞くところによると木造家屋とレンガの倉庫。
道は砂利道。
電車は無く、鉄道は国鉄の蒸気機関車。
車も少なくみんな馬車。
はい、お察しの通り当時は植民地状態です。
やっぱ若い時に楽すると老後はキツイのかもしれませんよぉ。
yuki様
そうそう、その奉仕活動は周りの人間ですけどね(笑)。
伊達に爺さん婆さん連中は齢食ってないのですよ。
なんつったって、百戦錬磨ですからちょっとやそっとじゃ動じませんからね。
(それはうちの年寄連中だけか?^▽^;)
100歳まで生きるのイヤー!!≧▽≦
人間70年も生きれば充分なんですよ。
(みんな生きすぎ!!)
伯爵夫人様
子供の頃から百姓仕事の毎日で、最後までお百姓さんでした。
立派な人生だと思います。
90歳過ぎての激チャリぶりが忘れられません。
本当に強い方でした^▽^。
私もかくありたいものでございます。
くりひなママ様
長命も考えものですよ。
50歳射程に入って未だガキンチョ扱いですよ。
しかもあと50年。
まぁ、納めた分の年金回収に命をかけますか(笑笑)。
嗚呼、あと50年...。
ほんなあほな様
いやいやいやいや、うちの爺さん婆さん連中はちゃんと若いもんを認めていますよ。
ただ、いたずらすると未だに怒られますが...。
(この齢でいたずらする方もする方ですが...)
私が齢取ったら気が付いたら一人ぼっちって言う老後を送りそうです。
まぁ、それはそれでいいかな^▽^。
あ、従兄弟達も多分長生きだからそんなことも無いか^▽^。
ましゃ治様
いやぁ....。
私のブログでお父君様の凄さを物語られましても...。
(どう、リアクションさせていただければよいものか...^▽^;)
いやいや、叔母さんじゃなくて叔母が嫁いだ家の姑なので婆さんです。
ですが、思いましたわ。
最後まで長生きした奴の発言がすべて正しいのだと。
悪く言われて否定したくとも死人に口なしですからねぇ。
(運悪く長生きしたらそういう年寄りにやってやる!!(笑))