ニコライブルクの物語
侍従 給仕係と自治王国を表敬す
欧州で言えばスイスとオーストリアに挟まれたリヒテンシュタイン公国、もそっと有名どころではルクセンブルク大公国がそれにあたる。
ここニコライブルク帝国内においても、優秀な自治能力と外交力で独立自治権を獲得した類稀な王国が存在することも例外ではない。
ニコ :侍従、侍従はここにある!!

侍従 :はい、ここに控えております、陛下。
ニコ :そう言えばの侍従、帝国内にも類稀なる才能を持つ二人の女王が治める自治王
国があったの。ほれ、何と言ったか...。

侍従 :はっ、アビシニア王国にございます。
ニコ :そち、朕の名代として彼の国に表敬に行ってまいれ。

侍従 :は?はぁ?
ニコ :「はぁ?」ではないわ、委細は平民に聞け!!平民じゃ!!

ジョゼ:侍従のおじにゃん、皇太子殿下下賜の賞を持って彼の王国に行くなのよ。
向こうの女王達には既に通達済みなので越境しても銃撃されたりはしないから
安心するなのよ。

アレク:爺、このわしが言うのもにゃんじゃが、向こうの女王はかなり気性が荒いと
聞くでにょ。
くれぐれも失礼のにゃいよう、心して行くにょじゃ!!

侍従 :はっ!!

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と、言う訳で宮殿から車で行政区を2つ跨いで特別自治区にある王国城に到着した侍従と給仕係なのだが。

↓
「うわぁ!!ほんものだぁ!!」
と、部下様に言われたが、
この世には侍従と給仕係の偽者がいるのかと笑ってしまった^▽^;。
この王国にはアビ女王、モモ女王と言う二人のそれはそれは類稀に見る美ニャンの女王が君臨する。

モモ女王:よう参られた。

モモ女王:そう堅苦しくならず、もそっと近くまで顔を見せよ。

侍従 :はっ。
アビ女王:そう固くならず、ゆるりとして行かれよ。

アビ女王:その顔、妾にもよう見せよ。

侍従 :ははっ。
幸いにも両女王陛下に友好的に迎えられたことは何よりである。

初対面であるにも関わらず、部下様と部下旦那様とのお話しは花が咲きまくりである。
部下旦那様がこまめに豆を挽いて入れてくれるコーヒーは絶品である。
普段コーヒーを飲まない侍従が4杯もお替りしてしまうほどである。
これがまた、カップがいい趣味なのだ。
(写真撮っておけばよかったぁ≧▽≦)
コーヒーカップのコレクションは素晴らしいラインナップである。
(お求めはこちらから(ブログはこちらから)。と、さりげなくCMしてみたりして)
それはそうと、この両女王、小柄でとても可愛らしい。


ご厚意に甘えに甘えついつい長居をしてしてしまった。
そろそろお暇のごあいさつをしなければ...。
アビ女王:道中、気をつけて戻るがよい。

侍従 :はっ、お気遣い痛み入ります。
モモ女王:皇帝陛下には良しなに伝えられよ。

侍従 :はっ、重ね重ねのご配慮、恐れ入ります。
帰りがけ、部下様よりジョゼフィンに直々渡すように言われたお土産...。
ジョゼ:ふむふむ。

ジョゼ:おっしょさん!!
これは?

ワインショップおおしまさんとこのラベルが...。

と、言うことは...。
おぉ!!
ピノノワールのフルボディ!!

こ、こ、これはいいものだ!!
栓を開けるのが楽しみだぁ!!
ジョゼ:これは、帝国国税局で管理しますなのよっ!!

うぅ...(涙)。
そう簡単には飲ませてくれないジョゼフィンなのであった。
とほほ...。
部下様、部下旦那様。
今日は休日の貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。
ついついお話しが楽しくて長居をしてしまいました。
何卒、お許しくださいますよう。
あ、玉ねぎは札幌黄(ネットに入っている方)からお早めにお召し上がりくださいね。
また、機会がありましたらどうかニコライ宮殿にも足をお運びくださいますよう。
帝国臣民一同、心よりお待ち申し上げております。
出会い頭に「本物だ!」と興奮していきなり変な事を言ってしまい申し訳ありませんm(__)m(汗)
いつももっと口が悪い2にゃんをこんなに気品のある女王に欠いて頂いて♬あろがとうございます。
…あ!ダンナさんの方の!!
ご存知でしたか!!
宣伝ありがとうございますv(^^)v
女王達もまたお会い出来るのを楽しみにお待ちしております♬
あ、ジョセフィン嬢!
帝国国税局での管理、よろしくお願い申し上げます!!
アビたんモモたんさんは、本当に小柄できれいなおねこさん
たちなのですね。
せっかくなので、すてきなカップの数々も見せていただきました♪
楽しく、すてきな表敬訪問でしたね!
それにしても、コーヒー4杯・・・侍従長さん、すごくおいしかったのね!
ステキなおみやげはジョゼフィン嬢が管理と・・・。かなりモフらないと飲めそうにないですね(笑)!!
こちらの王国も有事の徴兵は無理と。¢(..)
何時になったらこの土産を開けれるのでろうか?
私もそう思います。
私の偽者...。
考えただけでもおぞましいです ̄▽ ̄。
アビたんモモたんの部下様
いえいえ、こんな中年夫婦のお相手をして頂いて本当に感謝でございます。
う~ん。
コーヒー。
本当に美味しゅうございました。
や、旦那様。
このラインナップを見てもいいセンスをお持ちでございます。
でも、最後の最後にアビ女王陛下に怒られちゃいました^▽^;。
てへっ。
お越し頂ける事を心よりお待ち申し上げております。
ほんなあほな様
いや、この部下様ですが、なかなか隙のないしっかりとした方なのですよ。
ちゃあんと、ニコライブルクの実質上の実力者が誰なのかしっかり把握しております。
いや、なかなかの人物とお見受けしました。
くろねこ様。
この時、両女王陛下が写真の後に鼻つんつんして挨拶してくれました。
(嬉しかった^▽^)
コーヒーを出してくれたカップの数々も素敵なものばかりでした^▽^。
こて家様
コーヒー美味しかったんですよ。
ほんと、一杯一杯豆を挽いて入れてくれました。
(旦那様、流石だ)
お土産は、またぼったくられて飲ませて頂こうと思っておりますT▽T。
ましゃ治様
いやいや、有事が無いようにするのが何より一番。
って、私の偽者の必要がないと?
それは一体...。
このお土産...。
全てはジョゼフィンへの袖の下次第なのでございます。