ニコライブルクの物語
ニコライ 立腹す
侍従:はいはい、今度は何用にございますか。
ニコ:何用ではない。本日新領土開放となっておったのに何故(なにゆえとお読み下さい)バリケードが張っておるのじゃ。
侍従:皇帝工廠司令の説明では、床のリノニウムの物資が、地下組織の連中(問屋さん)の妨害工作(発注間違い)により攻略(作業遅延)しあぐねているとのことにございます。
ニコ:このような手違いをするとは、朕を愚弄しているとしか思えん!!シベリアじゃ、奴らをシベリア送りにするのじゃ!!!
侍従:まぁ、まぁ、陛下。そのように立腹されては臣民どもから慕われませぬぞ。まぁ、月曜日には暖房、床施工、照明、空中庭園が足並み揃えて全て完成しますゆえ。辛抱なさいませ。
ニコ:そちは何かというと、辛抱を強いるのう。全く不愉快じゃ。朕は寝るぞ。ふて寝じゃ、ふて寝。

侍従:左様にございますか。静かになってようございます。
ジョゼ:あらあら、静かになったと思ったら籠の中で声を殺して泣いてるわ。静かになったからあたちも寝ようっと。

ブログランキング参加中。ポチっとされたし。
