ニコライブルクの物語
侍従長 再び物思いに耽る
すごいものである。
数万人単位の死者とは、惨事も惨事、大惨事である。
建物の下敷きになった方々の恐怖心は想像を絶するものがある。
また、生きながらにして救助を待つことなく力尽き亡くなった方々の無念さを考えるとやりきれないものがある。どちらにしても遺族に帰してやらねばうかばれまい。
しかし、亡くなった方の収容も数万単位であれば、そう簡単にはいかないのであろう。
やはり、疫病が発生するのは必須。別の意味での2次災害に発展する恐れがある。
ビルマの政情自体が歪んでいる国はともかくとして、経済発展が著しいと言ってもまだまだ後発のこの国では、早急な災害復旧も速やかにはいくまい。
あと2ヶ月後にオリンピックを控えどうなることやら。
中国共産党首脳部の苦悩は想像するに容易である。
人間も国も絶頂を極めているときにドカンと、一発落とし穴に嵌るものなのであろう。
....そうなのですよ。ニコライ陛下。
ニコ:この毛布、あったかいのう。それにしても、そちの言っていることは難しくて朕にはよう理解できぬわ。

そりゃそうでしょうとも。ネコなんだから。
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