ニコライブルクの物語
侍従 バルチック艦隊について考える
そこで見つけたのが、
ジョゼ:「壊滅!バルチック艦隊」なのよ!

日本側の記録として日本海海戦の記録は数あれどもロシア側からの観点で捉えた貴重な記録である。
(著者は帝政ロシア海軍記録士官)
ロシアバルチック艦隊の状況が淡々と記録され非常に興味深い本である。
侍従が興味深かったのは敵味方双方について冷静に記録として残していることにある。
敵(連合艦隊ですね)を一方的に悪く書かず見方を過分に美化せず記載することに信憑性がある。
これは一つの立派な記録文学である。
ジョゼ:所詮、船に乗って殺合いをしたお話しなのよ!!

とは言え、当時の帝政ロシア海軍の士官、水兵たちの心境が書かれていてなかなか興味深い。
苦難の航海の揚句、敗北に喫したロシアバルチック艦隊。
乗組員の心境を垣間見る一冊である。
ニコ :全くご苦労なことじゃ。
そういえば朕には艦隊がないのう。

ネコには不要でございます。
さて、この本。
お勧めしたくともそれは無理な話である。
なぜなら
ニコ:絶版しておるからじゃ。

あぁ、いい本なのに。
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ああ、青かったなあ(苦笑
歴史物の本は、よっぽどの人気作品ではない限り絶版してしまうものが多いですよね、
出版部数があまり見込めないからかなあ、面白いものがたくさんあるのに。
古本屋とかに出かけてみた事無い歴史物を買うのが楽しいです、
また本が読みたくなっちゃった・・・。
年末に入って忙しくなってきたと思われますが、どうぞお体ご自愛為さって下さいね!
私も12月1日から突然忙しくなりました(苦笑
頑張って乗り切りましょ~~!
大公も歴史好きだったんですね~!
その場に実際にいた人の心境なんて察するに余ります…
詳しいわけじゃないですが、戦国時代や戦時中の国の人達の
国を思う気持ちはほんと凄いなーと思います。
でもやっぱり、何かを傷つけてっていうやり方は避けたいものです。
僕は自分の読みたい本が絶版になってて入手できなかった経験がよくありますね。
世間の売れ筋と本の価値は比例していないことが多いですからね。
仕事をしていると本当にいろんな不条理な経験をします。簡単に辞めるわけにはいかないですけど、辞めるという選択はできます。でも、戦争・戦場という一番不条理な状況の中ではそうはいかないですからね。
その中でも自尊心を持って生き抜いた人の記録というものは、仕事という場の戦場で戦っている僕たちに訴えかけ励まされることはありますね。
私はあくびが出るほど・・・無縁なジャンルなのですが、
私の夫も歴史が大好きで、今日のブログを声に出して
聞かせてあげたら、何か切々と語っていました。
夫婦と言えども興味のある事がバラバラです。
実際は今と同じで、こうした名も亡き人たちが作りあげたものですもんね!
あっ!知ったようなことを言ってしまいました。
歴史は苦手ですw(学問としての)
最近、読書ってしてないなぁ~!
と、我が身を振り返ってしまいました!
本と猫さんって知的な感じ♪
そうでしたか。
実は私もね、歴史学者になりたかったんですよ。
(それでは飯が食えないのであえなく挫折)
いい本ってすぐ絶版になっちゃうんですよねぇ。
仰せの通り古本屋って結構穴場です。
よく北大通りを徘徊していますがいい本見つけても意外に高いんですよ。
でも買っちゃうんですけどね(笑)。
アスカ様
大公は記者だったこともあり、どちらかというと文学本が多うございます。
そうですよね。
その時代の人の考え方とかどう思って生きていたのかとか、なんでこうなのとか漢画ながら読んでいくと結構時間を忘れてしまいます。
今現在では記録映像とか書物でしか知る手段はないのですが、それに書かれているのがほんとうかい?
といって検証の旅に出るのが侍従の夢でございます。
(まぁ、無理だな、給料取りやっているうちは ^^)
おさむにぃ様
歴史を顧みて自分の人生に反映できる事象は意外に少ないかもしれません。
なれど、人生の糧にはできましょう。
自分が生きていること自体、歴史なのでございます。
人々が生きてきた証の積み重ねが歴史でございます。
過去があって明日がある。
明日もしっかり生きますかね。
shuchanmama様
はい。歴史ですよ。
固く考えることはないんですよ。
歴史はいつ誰が何をしたじゃないんです。
何でこんなことをしたの?何でこうなっちゃったの?
って言うことを当時の記録を読んで考えることが面白いのでございます。
数千年たっても人間の知能は何にも上がらないのがよくわかりますよ。
同じことを繰り返しやっていることです。偉大なるマンネリワンパターンでございます。
旦那様の語りも聞いてみたかったりして。
みぃママ様
「あっ!知ったようなことを言ってしまいました。」
いやいや、真理だと思いますよ。
学問としての歴史はえらい先生方の自己満足にお任せするとして、好きなことだけ興味を持つのもありです。
身近にいっぱいありますよ。
たとえば、今住んでいるところは昔はこうだったとかね。
そういえば、ガキんちょ(4歳くらい)のころよくじいちゃんの馬車に乗って飲み屋に連れて行ってもらったけ。
(札幌なんてその頃はまだまだそんな街だったのさ)