ニコライブルクの物語
ニコライ エースの称号まであと1鉢
それはさておき、本日早朝新領土から破壊音が一回聞こえる。
あぁ、ニコライ。そんなところから植物棚に乗り移ろうとしたのか。

成就することなく植木鉢を撃墜してしまったのだな。
まぁ、それはよかろう。と、言う事で広い心で後始末をしていた給仕係。
そんな掃除している給仕係を尻目に再度挑戦。果たせずまた失敗。と、同時に給仕係大悲鳴。
結果、更に2鉢撃墜。

怒りの給仕係。
ニコライ、掩蔽壕にすかさず退避。

早速裁判開始。
判決。

「本件に関しては周到な計画性と、周囲の影響を考慮することなく、本能の赴くままの行動に頼り、再犯の可能性大である。被害者の給仕係の心労は計って余りあるものがあり、また、早朝のまどろみを唯一の週末の楽しみにしていたところに後始末のため徴用された侍従の心的負担も大きい。よって、ニコライ・アレクサンドロビッチ・ロマノフに懲役清掃期間30分ラーゲリー収監執行猶予無しの実刑に処す。弁護側、反論はあるか?」
ジョゼ:ないのよ。煮るなり、焼くなり好きにしてちょうだい。って言うか、なんであたちが弁護しなきゃならないのよ。

「以上、閉廷」
かくしてニコライ収監。

ニコライや。過去の分も含め、エースの称号まで1鉢。
だが、そうなった場合、その称号と引き換えに自分自身が今後どうなるかよくわかってるね。
この家の真の権力者、給仕係を困らせるとどういうことになるか。
今暫く自重を切に求めたい。
と、言ったところで無理か。
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