ニコライブルクの物語
ジョゼフィン 証拠不十分により釈放される
題して
「高価な金魚の餌袋が何者かによって噛み裂かれ撒き散らされているではないか!!これは一体どうした事だ!!」
事件である。
宮廷捜査官登場。
早速事件見分である。
宮廷捜査官:宮廷警察から派遣されました。やや。これはまた、派手にやらかして頂きましたなぁ。第一発見者はあなたですか?
給仕係:はい、帰ってきたらこの状態です。一体誰がこんなことを。

宮廷捜査官:ふん、これはプロの犯行ですな。あー、この袋を食い破ったのでしょうな。鮮やかに雑な袋の破り方だ。

給仕係:一体犯人は.....。(って言ってることに矛盾だらけじゃん)
ニコ:お?侍従ではないか。どうしたのじゃ。怖い顔をして。
宮廷捜査官:陛下。私は侍従にはございません。宮廷捜査官にございます。侍従は小官の兄にございます。そういえば陛下はこの事件、一部始終ご覧になっていたのではありませんか?
ニコ:そ、それは....、そこはほれ、宮廷たるもの常に陰謀渦巻くところであるのでな、朕には預かり知らぬ事じゃ。

宮廷捜査官:隠し立てすると皇帝陛下と言えども大罪によりただではすみませんぞ。犯罪隠蔽は3日間の食事停止にございます。
ニコ:な、なんじゃ?朕を脅迫するか?朕はこれでも皇帝なるぞ。先祖の誇りに懸けてもそのような事はせぬ!!何故、金魚なる下等なものの餌をあさらねばならぬのか。不敬ではないか。

ニコ:朕の口からはなんとも言えぬが、ほれ、そこにある何かをあさっている奴が怪しくはないか?
宮廷捜査官:これ、宮廷に入り浸っているそこの平民。そこで何をしておるか。
ジョゼ:うっさいわね。何をしようとあたちの勝手でしょ。

宮廷捜査官:これに見覚えがないか。お前がやったと言う目撃者の証言があるが、お前がやったのではないか?調査によると以前、お前には異物食いニャーの前科があるな。

ジョゼ:さぁて、何のことやら。あたちにはさっぱり身に覚えがないわね。

宮廷捜査官:うーむ、陛下より証言を頂く事が出来ない以上、決定的証拠を掴む事が出来ませぬ。申し訳ないが、これは迷宮入り事件となりました。
給仕係:泣き寝入りですか....。
宮廷捜査官:陛下から証言さえ頂ければあの平民ネコをラーゲリー送りにできるのですが...残念です。
ニコ:(当たり前じゃ、朕はネコじゃ。教えたくとも人語を解する事も話す事も出来ない以上証言などできる訳がないではないか...)

と、いうことでやったのは多分ジョゼフィンであるが、真実はニコとジョゼしか知らない。
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ですょねΣ(T▽T;) ぐわわぁぁ~ん!
こないだニャンズのフードばら撒いたからよく
わかります

それにしても犯人は。。。ジョゼフィンちゃんかな?
いつも家内がお世話になっております。
はい。おしむらくは十中八九ジョゼフィンでございましょう。何かことがある場合、突き詰めていくと黒幕は必ずジョゼフィンと相場が決まっておりますゆえ。ですが、ニコライ同様どんな悪さをしたところでこ奴等を憎む事ができませぬ。
すっかりネコ馬鹿になっておりますゆえ。
とある組織から参ったものとしては…
宮廷捜査官さんの見解に異議あり。だって証拠がないじゃないですか?(日本の法原則は“疑わしきは罰せず”???)
それにしても、どんどん前科を辿っていくと
愛らしいジョゼちゃんに遭遇ですね。
この愛らしさに免じてご勘弁を。